【野鳥撮影】EOS R5よりも R7を選ぶ理由

最近、暑中の季節にはなってきましたが、関東地方では全くと良いほど梅雨の時期に雨が降らずでどうも気になっていた今日このごろです。

お陰で花火など雨天ではできない行事には撮影の参加がしやすいですね。
ただ、野鳥のではやはり猛暑日が続いてなかなか出てきてくれない状態が続いております、、、

そんなタイミングではありますが、野鳥撮影においてEOSR5よりもR7を選ぶ理由について解説していきたいなと思います。

目次

  • EOS R5とEOS R7について
  • なぜEOS R7を選ぶのか
  • EOS R7の特徴
  • 野鳥撮影においてのお願い事
  • 今後に期待したいこと

EOS R5とEOS R7について

Canon公式によるとEOS R5は「ハイアマチュアモデル」、EOS R7は「ミドルレンジモデル」カテゴリー分けをされています。

カタログスペック上では立ち位置的にR5ですが、野鳥撮影においてはEOS R7をおすすめしたいところです。

僕は現在、丁度1年EOS R7を使用しています。

一般的に考えるとフルサイズのほうが色んな面で妥当じゃないかと思われがちですが、このEOS R7なんとAPS-Cなのに有効画素数が約3,250万画素あるのです。

単純計算で申し訳ないのですが、フルサイズに変換すると1.6掛けになるので5,200万画素相当の画素ピッチを持っていることになります。

この時点でEOSR5よりEOSR7のほうが画素数の面では勝ってると言い切れます。

また、EOS R5とR7の決定的な違いと行ったものはトラッキングモードの精度になります。
野鳥を被写体とした場合、動体撮影になりますので必然的にサーボモードでの撮影になります。そのときに最もピントを合わせるポイントが瞳になります。その瞳に合わせる設定がトラッキングモードでこれがR7のほうが圧倒的に精度が高いのです。

なぜEOS R7を選ぶのか

上記で説明した通りですがシンプルに箇条書きで纏めます。

メリット

  • トラッキング性能のがR5より優秀
  • 一瞬の瞬間を取り逃すことが減少する
  • 高画質で撮影可能
  • 本体が軽い
  • 価格が安価(EOS R5の約半分)
  • 1.6倍クロップをデメリット無しで活用できる
  • フルサイズレンズで美味しいところをイメージサークルで抑えられる

ただ、実はR7はかなりの曲者でじゃじゃ馬です 笑

デメリット

  • 高画素故にISOの設定を間違えるととんでもなく画質が劣化する
  • トラッキングもまだ本気を出していない。(他社と比較すると劣る面がある)
  • トラッキングを有効化する場合、少し癖が必要。(特にカワセミなどの素早い被写体撮影)
  • ユーザのカスタム前提で撮影することが必須
  • ISO、シャッター速度、絞りの関係を理解していないと使いづらい(中級者向け)

EOS R7の特徴

EOS R7の特徴や使用感をまとめます。

メリット詳細

まずトラッキングモードの性能についてですが、明らかにR5よりも上回っています。それもそのはず、現行フラッグシップのR3譲りのトラッキングアルゴリズムを使用しているため、素早く瞳にフォーカスを当てることができます。

そのため、ムシクイ類のような足の早い野鳥や、飛翔している野鳥に関してもバッチリとピントを合わせてくれる場面が多くなりました。

高画質で撮影可能な点としては言わずもがなではありますが、適正距離で最適なレンズの組み合わせで撮影した場合、野鳥の毛の細部まで解像するとてつもない描写を発揮してくれます。これに関してはInstagramなどのSNSにアップロードする際にはなかなか全体像を写しつつアップロードすることはファイルの上限上難しいところが悩ましいです。

実際の写真がこちら
(ブログもアップロードサイズの上限が決まっているので後ほど高画質版に置き換え予定です)

WIP : 画像の差し替え、内部ロジックの調整

ブログの仕様上で解像度が落ちてしまうところ申し訳ないですが、毛まで解像感があるところや、被写体以外に必要十分なボケがあることが分かると思います。

普段はEF500mmF4 II USMを使用していますが、RFマウントアダプタを介しても、問題なくキビキビ動作してくれるところも嬉しいところです。コミミズクの撮影に関してはかなりの遠距離からの撮影となっていましたが1.6倍クロップの影響もあって警戒をさせることなく撮影することができました。

デメリット詳細

高画素故にISOの設定を間違えるととんでもなく画質が劣化するポイントが一番の弱点です。。。
ISO3200までが許容範囲、ISO800までが羽の解像度を得られるような感じです。
そのため、日陰を好む野鳥や熱くて暗い場所に籠もってしまった野鳥を撮影するのには不向きです。

原因としては、高画素機故に画素ピッチが他のカメラと比較すると非常に狭いのでその分1個あたりのイメージセンサーの光の吸収率が悪くなっていることが挙げられます。

トラッキングもまだ本気を出していない点については、他社メーカーとの比較になってしまうのですが、枝被りした後に被写体を捉え続けているのが現状なかなか厳しいです。他社メーカーでは問題ないのですが(SNS等で撮影時のキャプチャを見たときの感想)、特に飛翔後、飛行先に枝などの障害物を通過する場合AFが枝に持っていかれる場面もしばしば見受けられます。

トラッキング性能に関しては、今後出るであろうEOS R5 mkIIやEOS R1に期待したいところですね。

ユーザのカスタム前提で撮影することが必須な理由は、上記で述べた通り特定のISO感度を超えると一気に画質の低下が発生するため、自分が納得できるISO感度に調整するようカスタムしなければなりません。

設定自体は簡単なのですが、カスタムモードは3つほど記録可能でカワセミ用その他野鳥飛翔用止まり木用と使い分けています。ここの設定の使い分けに関しても自分自身の妥協できる範囲でシャッター速度、ISO、F値の設定範囲を見つけたりトラッキングモードの設定のON / OFFを探りながら研究をしないとR7と仲良くなれない気がします。

その他のこととして、R5、R7ともにですが、大型の大砲レンズを使用するにはそれなりの体力、頑丈な三脚、雲台が必要になってきます。野鳥沼にハマると余裕で100万円は溶けていくので実質無料にするために、モチベを上げる工夫や撮影環境のロケハンなども重要になってきたりします。

せっかく良い機材を持っているのに全然撮れ高がなかったじゃん、、、とならないように生息地や鳴き声等の事前の下調べが最も重要であることを忘れないでください。

野鳥撮影においてのお願い事

また、これは最低限のマナーとしてお願いになりますが、鳥を誘うためにさえずりを流したり、珍しい野鳥だからとSNSに場所を書き込む等に気をつけてください。また餌付けや野鳥が警戒する距離からの撮影もNGです。(野鳥から近づいてきた場合はその限りではないですが)中には爆竹で驚かせて野鳥を意図的に飛ばそうとしている方やストロボで撮影しようとしている方もいました。普通に考えたら分かると思いますが、相手は野生の動物です。むやみに刺激したり、自分の都合の良いように扱ってはいけません。常に野鳥を撮影させていただいているリスペクトとその環境を維持・守ってくださっているスタッフさんがいることに感謝をしながら撮影しましょう。

何回か撮影しているとそういった方々を見かけることがありますので、注意ができれば良いなと思います。自分も森や海でゴミがあった場合はなるべく回収してお互いに住心地の良い環境を作れるように少しばかりですが手伝っています。現在のことだけではなく未来へ現在の自然環境を残していくためにも大事なことなので気をつけましょう。

まとめ

話はもどりますが、野鳥撮影をする方で少しでも打率や良いシャッターチャンスを狙うにはEOS R7をおすすめします。超望遠レンズ故にボケが大きいこともあり、フルサイズと比較してもあまり気にしなくなります。

ただ、EOS R5やR6 (mark II) もとても良いカメラです。それらを持っている場合は、カメラの特性を活かした撮影スタイルを見つけるのも良いのではないかと思います。

今後2024年のパリオリンピックに向けて新しいトラッキングモードや新たなロジックを搭載したカメラが登場する噂もあるのでここは一旦買いたい気持ちを押し殺して期待して待ってみるのも一興かなと思います。

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